杉本医院

2024年2月、これから

2021年以来、新型コロナ感染症が嵐の様に過ぎ、まだくすぶっている世の中です。
3年強の間、生活習慣病や親子体操は、自然消滅状態でした。外出は、感染の危険がある為、
健康な人は診療所には寄り付かず乳幼児は定期予防接種も控えている有り様です。
その為何のイベントも企画出来ませんでした。
生活習慣予防体操は、マスクをして、続けていましたが、親子体操は、希望者がいなくなって行きました。
診療所も2021のコロナ嵐で体操の時間は、コロナワクチンに使われ、
感染の疑いがある患者様は、休みの時間帯に診察しました。
明けても暮れてもコロナ対応に追われていました。
常備薬を処方する来院者に感染者が混ざらないよう必死でした。
やっと昨年5月8日にコロナ感染者もインフルエンザと同じ扱いとなり、隔離の方法も楽になっています。
重症者が減少したとはいえゼロでは、ありません。
社会の雰囲気がやわらぎ、リアル会議や忘年会が解禁となりました。
やはり実際に合って話す楽しさは格別です。
我がカリエレも、体操したい人が増えてきました。
これからカリエレ枠の仕事を再開して行きたいと思います。
今までの運動不足、フレイル、未病を解消して健康度アップに貢献したいと思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


年頭の一言アドヴァイス

2021年、年明けから2回目の緊急事態宣言が出て、不自由な生活を強いられています。
さらに大雪による被害も重なり、不安な毎日です。コロナ感染の拡大で隔離の基準が次々変わっています。
感染者と濃厚接触者は、14日間の自宅待機となり学校にいけない無症状の人が増加し、
何もなく軽快される場合も多いですが、まれに急変し悲しい結果が報道されています。
治療が必要な感染者を受け入れる医療機関が足りない状態が、現状です。
今出来ることは、感染予防と感染者の隔離になると思います。
インフルエンザ感染と同じ方法で、診断がつくようになりましたが、診断がついたら保健所に報告し、
十分な隔離で自宅待機か、治療入院か、他施設入所かにすみやかに移動していただく必要があります。
そのため、一般の診療所では疑いのある患者様を院内に入れるには、完全な隔離体制が条件となります。
各診療所で、受け入れ体制が違います。電話で事情を話して、来院出来るか聞いて下さい。
地域によっては、休日診療所で発熱担当の医師が待機して、毎日の体制を整えています。
怖がらず、心当たりの症状のある人は、問い合わせて対応を決めていただければと思います。
元気な健康者は、ソーシャルディスタンスとマスクで季節になじんだ生活を楽しんで下さい。
花粉症も始まります。咳の原因になりますので、早めの対策をお願い致します。

杉本医院の活動と啓発

医師歴30年、開業歴14年目になりました。過去を書き換えるよりミドルエイジの御報告を兼ねて、ホームページをご覧の皆様にご賛同をいただきたく、文章を掲載させていただきます。
当初、かかりつけ医の定義を私なりに考えた提案をさせていただきましたが今年4月から国がかかりつけ医の届け出を開始することになりました。(保険診療上レセプト関係)患者様と契約を結ぶ書類が必要になるそうです。
私どもが以前から御提示している内容と少し違いがあります。カリエレと連携した杉本医院は、病気がなくても健康維持の相談や親子体操を通じて出来るアドバイス、生活習慣病予防の日常の相談や運動指導を行っております。
その一部が国の方針とオーバーラップしてきております。市内にお住みの方は、新しい国の制度をお使いになっても構いません。しかしカリエレの活動は、今までどうり1回500円の指導と季節のイベント、個別指導を続けて行きたいと思います。
数年前から在宅診療を開始し、それぞれの個性にあったアドバイスを行っています。とても良い経験になりました。赤ちゃんは一人一人違うし、親御さんの考えも違います。
訪問看護ステーションの情報をもとに、伺っている御家庭に喜ばれるようにお手伝いさせていただいたおります。いろんな提案をしたいと日々創造を巡らしております。
今のニーズにあったカリエレに進化しさらにホームページから有意義な情報を提供して行きたいと思っております。
平成28年度の抱負とご挨拶となってしまいましたが、宜しくお願い申し上げます。

代表取締役、杉本医院医院長:杉本道代

今週の一言アドバイス

インフルエンザB型が流行っています。
体調管理と人混みは、マスクで対応して下さい。
花粉症も始まりました。
心当たりの方は、対策をして下さい。
今週の一言アドバイス

初めてのお熱

乳児は、生まれて数ヶ月は、母親の免疫が残っている為、感染にかかりにくいです。しかし、徐々に効力がなくなり感染するようになります。色々な感染でお熱を出す事は、赤ちゃんの大事なお仕事と言っても過言ではありません。機嫌が悪くなったり、食欲がない事も心配です。

初めてそんな症状を受け止めるのは、親として覚悟が必要です。この子をどこまで一人で見守っているだけでよいのか?病院に連れて行く判断に悩まれる事と思います。

一つ深呼吸をして、赤ちゃんを観察して下さい。小児科医のアドバイスをお話すると、水分補給が少し出来て、冷やしたり、本人の希望を受け入れて、おとなしい遊び(本読み、手遊び、お話)が出来れば、1日お家で様子を見ていても良いと思います。2、3日で自分の力で治っていきます。半日水分取れないか、ぐったりしている場合は、診察に来ていただきたいです。熱が高くても食べられて、良く寝ているお子様は、自分で治す才能があります。水分といっても、ひどい下痢がない場合は、ゼリーでも、汁でも、スープやジュース、デザート類でも大丈夫です。ご飯を無理に食べさせてなくても、2日間ぐらいなら水分中心で良いと思います。

お母様がお仕事をして、家にいられない場合は、地域、家族の協力を頼む方法を考えてみましょう。職場は、好意的ではありませんか?少子化日本に危機感のない職場は如何なものかと思いますが、キャリアーは捨てられない事と考える人生も大切です。どんな感染症も治るのに2、3日かかります。ドンと構えて家で安心して看ていられる環境を整える事が必要です。家族や地域で一緒に考えなければいけない時代です。子供は日本の宝とある人は、言っていましたけれど。

家族全員の幸せが先決です。お母様のお仕事も出来るという選択も独断でなく協力と話し合いがで決めていってほしいと思います。キャリアー子育て応援しています。

平成26年 杉本医院 杉本道代

4月から公費ワクチンが改訂になりました。

各市町村で異なりますが、藤沢では、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、子宮頚癌ワクチンが、年齢限定で無料で受けられます。マスコミで子宮頚癌ワクチンの副作用をクローズアップして受けない方が良いかように報道されています。

しかし、どのワクチンでも起こりうる一時的な反応をやりだまに上げて避難する考えは、将来のあるティーンエイジャーに良い結果となるでしょうか?健康に大人になって、新しい生命を宿せる肉体を守ってあげる事が親、教師、社会人の使命だと思います。

今の風疹流行を教訓として、男性も自費でパピローマウイルス感染予防をして女性を守る意気込みをみせ、同じワクチンを受けても良いくらいです。

あまりに過激なワクチンバッシングに少し暴走してしまいましたが、安全を確認されたから公費になったワクチンです。ぜひ受けて下さい。娘も研修にいらしたドクターも自費で受けました。元気です。

近い将来に、家庭を持って、可愛い赤ちゃんを授かってくれることでしょう。一言には、収まりませんでしたがワクチンの大切さが理解いただけましたでしょうか?

杉本医院とカリエレの目標

日常役立つ高齢者の医療と運動

2006年4月と10月に医療保険の改正がありました。薬価の改正も何度か行われました。専門家ではありませんが国の決定を医療の現場で否応なしに実行する事になります。2002年10月まで外来の個人負担金は、2種類あり、診療所に選択権がありました。それは定額制と定率制です。定額制は850円一回で月4回まで同額を診察時に払う方法です。定率制は医療費の3割を月額3200円以内で払う方法でした。しかし2002年10月から定額が、廃止され老人外来一部負担金が所得に応じて、2割と1割に改正されました。3割負担よりかなり診察時に払う金額が安くなりました。そして、適応される年齢がじょじょに高くなり、75歳まで数年かけて引き上げるようです。

今年の秋からは一定の収入のある65歳から70歳未満は一般の成人と同じ3割負担になりました。70歳以上の所得が基準以上ある人も3割、所得が基準以下で74歳までは2割、75歳以上は1割となりました。外来の現場でも同じ年齢で個人負担が違い複雑になりました。年齢や所得によって違います。以上が現状となりました。病気を予防して元気な生活習慣を心がければ医療費の節約になることは、明らかです。現在の悪い生活習慣を改善して薬や治療を受ける回数を減らす努力は今からはじめられます。


カリエレの提案で、気軽にはじめましょう

すでに姿勢のアドバイスや棒体操をご紹介いたしました。(カリエレ・ホームページ参照)今日は、健康に対する意識をさらに高めていただけるように私(医師でカリエレ代表取締役)の両親についてお話いたします。

私の母は、2003年7月に71歳で他界し父は2004年8月に75歳でこの世を去りました。母の病気は大腸がんです。発見して早めに手術を行い、その時点では、転移もなく成功でした。しかし4年近くたち、咳がはじまり肺転移が解りました。手術、放射線療法、免疫療法を次々行いました。が、病気の進行をくい止めることが出来ませんでした。さかのぼって考えると、健康診断で軽い貧血と痔が原因と思っていた下血を長く気にしていなかった事。もっと過去を考えると、排便をがまんする週間と食生活に問題があると思いました。リラックスして食べる環境になかったと母の日記を読んで、解りました。

父は、内科医でした。2001年頃から物忘れが始まり、年齢相当だと思い、職場や家族が見守れば、ふつうに過ごせると思っていました。しかしガスを消せなくなった時、病院で病気と解りました。今で言う認知症でした。検査で脳の萎縮と小さい梗塞がありました。アルツハイマー病です。高血圧が長く、動脈硬化も進んでいました。一緒に住んでいないと気づかなかったことが、母の入院を期に詳しい父の状態が解り、専門のケアーが必要だと考え、介護施設、グループホーム、療養施設を調べました。介護認定も受ける手続きをしました。幸い良い受け入れ施設を紹介され入ることが出来ました。

さかのぼって考えると、あまり歩かなくなり、どこに行くにも近くまで車で送り、気がつくと歩けなくなっていました。バランスが悪く小股で歩き、集中しないと転びそうになっていました。運動の得意な父でしたが、忙しさに運動習慣が忘れられてしまい、自分の体を自己治療して他の医師に意見を聞くチャンスを失ってしまったことが、病気の予防と発見を遅らした原因だと思いました。

この二人のような家族と暮らしている家庭も少なくないと思います。自分自身に心当たりがあるかたも、いるのではないかと思います。生活習慣をしっかり見直して、病気の原因を減らしていきましょう。気がつく事が大切です。まず、姿勢と棒体操を参考にして下さい。


最近テレビなどで紹介されているグーパー体操もやってみましょう

脳の命令がちゃんと手に届いているか調べ、訓練して慣れると脳が鍛えられ、知能も保てます。 方法:腕を曲げて、手首を脇につけます。次に腕を延ばして手を前に出します。この腕の運動を繰り返します。さらに手をグーとパーにして動かします。腕を延ばした時グーにするかパーにするかあらかじめ考え、2人で対面して交互に『前がグー』とか『前がパー』と号令をかけてやってみましょう。

出来るようになったら、腕の動きを左右かえて縮めるほうと延ばす腕を交互に出して、グーパー運動を行ってみましょう。脳の刺激がより有効になります。慣れたら毎日やり脳細胞をリフレッシュしましょう。カリエレでは生活習慣病予防運動に必ず取り入れています。自分で考えて行う時と、相手の号令で行う場合ではちがう刺激となります。簡単にみえて奥が深い運動です。いかがですか?おもしろそうですか?ぜひお試し下さい。

杉本医院の創始者の生き様を教訓として、予防医学に力を注ごうと決心し2代目杉本医院の医院長は、カリエレの活動拠点を杉本医院と同じ場所に起き、新たにスタートしました。今後、杉本医院の外来とカリエレの活動予定をこのホームページに合わせて表示し、活動の方法もより密度の高いものにして行きたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

場所は、神奈川県藤沢市で診療所を開業しています。病気の治療は、保険が使えます。しかし藤沢市以外の公費負担が若干使えない場合があります。カリエレの活動は保険と別に行っています。予約をホームページでしていただけれは、どなたでも利用できます。定員になると、お断りする場合があります。ご了承下さい。出来るだけ多くのイベントを企画して御期待にそえるようにがんばって行きます。

座って頭ばかり使う仕事だけでなく、体も適度に使える予防医学をカリエレの力を借りて啓蒙したいと思っております。また、乳幼児をお持ちのご家族の相談も随時受け付けております。ゆっくり話せる親子体操をご利用下さい。

生活習慣病予防の運動も行っております。運動時間の中で一人一人のアドバイスをしています。運動のきらいな方もむりなく出来るように努めております。ホームページの杉本医院『カカリツケ』の項目も読んでくださるようお願い申し上げます。

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